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外国語学系 外国語セミナー

明日死ぬと思い、今日一日を懸命に生きよう
永遠に生きると思い、学び続けよう

令和6年2月21日(水)、シンガポール日本人学校、ドバイ日本人学校で校長を歴任した和田政男先生をお迎えし、外国語セミナーを実施しました。
日本の教育の強み、弱み、世界の中で急速に存在感を失う日本、帰国して感じた日本などのテーマでお話をいただきました。
シンガポールの経済発展はめざましいが、実質一党独裁の国で、四人以上の集会は警察当局に届けが必要なほど、自由にものが言えない。蚊で媒介されるデング熱を無くすために、蚊Gメンという警察のような組織があり、家の中に入ってきて、台所の流しにボウフラがいないか査察する。もしいれば罰金を取る、など実際にその国で生活しないとわからないような体験を伝えて頂きました。

講演後も生徒から多くの質問がでました。
Q「外国語は現地に行く前に勉強しましたか」
A「ドバイもシンガポールも英語で用は足せる。しかし、仕事レベルになると通訳を頼んだ。学習は試験のためにいやいややるとつまらない。夢を持って自分からやると楽しい」

Q「外国語はどのような姿勢で学ぶのがいいでしょうか」
A「シンガポール人はいわゆるシングリッシュという変則的な英語をしゃべる。英語も今やネイティブだけのものではない。バンバンしゃべるからすぐ上達する」

Q「イスラム圏ではなぜ女性が髪を隠すのでしょうか」
A「イスラム教の戒律に基づいている。イスラム世界では生活すべて男女別。髪を他人に見せる女性はふしだらに見えるらしい」

先生の講演を聴いた生徒たちは、外国語を学ぶことの大切さと、実際に外国に住むからこそ得られる経験の多さに感心しました。生徒たちは今回の講演を活かし、国際的な人材として活躍できるよう改めて決意しました。

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