【総合的な探究の時間】手作り機織り機制作中!!プレゼン準備も順調に!!
皆さんは、「裂き織り」をご存じですか?
我々の住む東北地方は寒冷で綿花栽培にはむかない土地であったため、綿織物は大変貴重な品でした。そこで、江戸時代には古くなった綿織物も捨てることなく、その繊維を裂いて横糸にしてリサイクルし、新しい織物をつくったそうです。これが裂き織りです。
これには、日本人が共有する「もったいない」の精神や先人の知恵が凝縮されています。まさにSDGs! 生徒たちはここに着目しました。
このグループは、裂き織りの歴史や伝統を調べてまとめるとともに、身近にある材料で、簡易型の機織り機をつくることに挑戦しています。
また、生徒たちは、盛岡にある「幸呼来(さっこら)Japan」という企業を訪問予定です。こちらは、裂き織りで素晴らしい商品を製作するとともに、障害を抱えている方に雇用の場を提供する取り組みをしています。この企業訪問、生徒たちは今から楽しみにしています。
また、多くの生徒は、研究のまとめとして、プレゼン制作に取りかかっています。
それぞれ、有意義な探究活動になっているようです!!